
MacBook Air用バッグの具現化
スケッチを描く

MacBookAir用バッグ スケッチ
昨日は休暇を取り、朝からMacBookバッグのスケッチ。最初に描いたものから構想が変わりつつあるので。
色々と考えたが、ポケットのコンセプトでMacBook AirとMacBook Pro兼用のバッグにするのは少し無理があるかもしれない。
まずは自分が持っているMacBook Air 11 inch または 13 inchにターゲットを絞ってスケッチを描き直した。
今まで絵なんて描くこと無かったのに、ここ最近は数える程ですが絵を描くことが増えました。
芸術センスや絵心が無いとあきらめていた自分が、こんなことやろうとしていることに驚いているところです。
決して上手い絵ではありませんが、魂を込めて描いています。
情熱は伝わる
以前、仕事で、「こんなホームページにしたいんです!」と、白紙に画像や記事を貼り合わせて見せてくれたクライアントさんがいらっしゃいました。
伝えるって、こういうことなんだと気付かされました。想いや情熱を自然と共有していたので、その方のエネルギーの強さを感じ取っていたのだと思います。
今の私は、あの時のクライアントさんを目指しているのかもしれません。
強力な協力者 革工房 CROUDさん

革工房 クラウド CROUD
先のブログにも書きましたが、6月にアプローチしていた革を取り扱うショップさんからの良い連絡を得ることができないままでいました。
単にスケッチ描いて段ボールでモックを作ったところで、想い描いた物ができる訳ではありません。
型にする為に、私には絶対的な協力者が必要なのです。
一週間前から協力してくれそうなショップをリサーチしていたら、革工房 CROUDというショップを見つけました。

革職人 谷口さん
ホームページの店先にハーレーの画像、職人気質の雰囲気が漂っていて、そこだけに気が向いてしまう存在となっていました。
偶然か必然か分かりませんが、そのショップは私が住んでいる宮崎にあるっていうから驚きです。
私がそれ以前にアプローチをしていたショップは横浜と神戸のショップ。
なぜか港町なんですね。そして辿り着いたショップが舵輪マークをシンボルとした革工房 CROUDさん。
匠

MacBook用バッグ打ち合わせ
そのような流れで昨日CROUDさんに行ってきました。
オーナーの谷口さんにお会いした印象は、ホームページを見て感じた印象そのまま。怖いwww
いやっ、特に職人気質の人って日頃から眉間にしわ寄せて集中してることが多いので誤解を受けることがあるのですが、実はそうではないです。
「自分がデザインしたバッグを作りたいと思っています。革で実現可能かどうか見てもらえますか?」
と言うと、職人の集中モードから対人モードへと表情を変え和やかに私のスケッチに視線を落とし、再度集中ーモードへと。

匠の仕事机
しばらくすると、「面白い!これやろう!これは俺にしかできないよ。」と。
コレコレ!生粋の匠はこういうことを平気で言えるんです!
私が書いたスケッチは「既製品にもある機能だから、もっとオリジナリティを追求したい。」と谷口さんから逆に提案を受け、ますます盛り上がってきました。
私の本気を、谷口さんの本気で受け止めてもらえた瞬間です。本気と本気のガチンコ、絶対に面白いバッグができる!
完成予定 2012年末
できるだけ軽く、かつ強度を落とさないようにと伝えたことからMacBook Air用バッグの素材は馬皮を使うことになると思います。
打ち合わせしながら開発となるのでそれなりの時間を要すると思うけど、年末、あるいは年明けぐらいには完成させたいと目標を設定しました。
革の匠とITの匠とのコラボ製品は如何に!
ワクワクするね♪
革工房 CROUDのミシン達
革工房 CROUD オーナー関連記事
- VIBES Vol. 206 2010 Dec.(BIKER’S MAGAZINE)MONO語り
- 読売新聞(革に託す生きる意味 革製品専門店経営・谷口義行さん)
この記事へのコメントはありません。