
ハーレーの液晶モニターにENTER PINと表示されたらキーフォブが電池切れ
オドメーターウィンドウディスプレイに「ENTER PIN」と表示されたのですね。
まずは落ち着いて、以下の内容を読んでください。
もし近くにコンビニやSA(サービスエリア)があれば、CR2032というボタン電池を購入して、キーフォブの電池交換をしてください。
近くに店もなく、ツーリング中にキーフォブの電池が切れたのであれば、手動でセキュリティを解除する方法があります。
セキリティーを解除するためには、セキュリティシステムを取り付けるときに設定したPIN(パーソナルコード5桁)が必要です。
セキュリティを解除する方法は、この記事の最後に書いています。
PINが分からない場合はセキュリティを解除することができませんので、ハーレーのディーラーに問い合わせてください。
液晶モニターにENTER PINという文字
愛車ハーレーのエンジンをかけようとしたらスピードメーターの液晶モニターに「ENTER PIN」と表示されました。
どうやらキーフォブの電池が切れたようです。
ハーレー納車時に、セキュリティシステムを手動で解除する方法を説明してもらいましたが、解除方法どころかPINさえも覚えていません。
自宅駐輪場だったから良かったものの、これがツーリング中だったらどうでしょう?
ENTER PINを切り抜ける簡単な方法
ENTER PINと言われたからといって、PINを入れなければハーレーのセキュリティが解除されない訳ではありません。
では、どのようにすればセキュリティを解除することができるのでしょうか?
そう、そうなんです。
キーフォブの電池を新しいものに変えればいいだけなんです。
予備電池(CR2032)を携帯すれば安心
今回のことから、キーフォブの電池が切れてもすぐにセキュリティを解除できるように、予備電池を常に携帯するようにしました。
キーフォブに使用する電池は、CR2032というボタン電池です。
セキュリティシステム搭載のハーレーオーナーの方、安心のアイテムを一つ携帯することをおすすめです。
手動でハーレーのセキュリティシステムを解除する方法
手順 | 対応 | 動作確認 |
1 | 必要に応じて、現在の5桁のパーソナルコードを確認します。 | |
2 | STOP/RUNスイッチを押してRUN位置にします。 | オドメーターウィンドウディスプレイに「ENTER PIN」と表示されます。*1 |
3 | 左ターンシグナルスイッチを押して離します。 | オドメーターウィンドウに、点滅1が表示されます。 |
4 | 左ターンシグナルを押し、オドメーターウィンドウにパーソナルコードの1桁目の値が表示されるまで数字を上げます。 | オドメーターの1桁目の数字がパーソナルコードの1行目の数字になります。 |
5 | 右ターンいシグナルスイッチを1回押します。 | 1桁目の数字が保存され次の桁が点滅します。 |
6 | 左ターンシグナルスイッチを使用しパーソナルコードの2桁目の値になるまで数字を上げていきます。 | オドメーターの2桁目の数字がパーソナルコードの2桁目の数字になります。 |
7 | 右ターンシグナルスイッチを1回押します。 | 2桁目の数字が保存され次の桁が点滅します。 |
8 | 左ターンシグナルスイッチを使用しパーソナルコードの3桁目の値になるまで数字を上げていきます。 | オドメーターの3桁目の数字がパーソナルコードの3桁目の数字になります。 |
9 | 右ターンシグナルスイッチを1回押します。 | 3桁目の数字が保存され次の桁が点滅します。 |
10 | 左ターンシグナルスイッチを使用しパーソナルコードの4桁目の値になるまで数字を上げていきます。 | オドメーターの4桁目の数字がパーソナルコードの4桁目の数字になります。 |
11 | 右ターンシグナルスイッチを1回押します。 | 4桁目の数字が保存され次の桁が点滅します。 |
12 | 左ターンシグナルスイッチを使用しパーソナルコードの5桁目の値になるまで数字を上げていきます。 | オドメーターの5桁目の数字がパーソナルコードの5桁目の数字になります。 |
13 | 右ターンシグナルスイッチを1回押します。 | 5桁目の数字が保存されます。セキュリティシステムインジケーターランプの点滅が止まり、スマートセキュリティシステムが解除されます。 |
*1 キー式イグニッションの場合は、イグニッションスイッチをIGNにします。
PINの入力を間違えてしまうと5桁目の入力後に30秒間アラームが鳴るので気をつけてください。
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