
カメラのモードダイヤル
最近インスタなどのSNSを利用していると、凄く綺麗な写真をアップされているのを見ます。
そのような写真を見ると、自分でもちゃんとした写真を撮りたくなるものです。
モードダイヤル
カメラにはモードダイヤルというダイヤルが付いています。
シチュエーションによって適切なモードを選んで撮影すれば、カメラが裏で露出、絞りやシャッタースピードを自動的に調節してくれてます。
夜景 | 夕暮れや夜景をバックに人物を撮影する |
風景 | 広がりのある風景を撮影するとき |
ポートレート | 背景をぼかして人物を浮き立たせたいとき |
意識してるのは上記のモードくらいのもので、その他の時はほとんど「AUTO(自動)」にしています。

よく分からないのが、モードダイヤルに記されている「M」や「P」、それに「Tv」や「Av」です。
「この写真はいいな。」と思ったものは、カメラは違えど、きっとこのモードを使いこなしているはずです。
だから今まで開いて読むこともなかったカメラの取説(Canon PowerShot Pro1 カメラユーザーガイド)を引っ張り出して読むことにしました。
P :プログラムAE
被写体の明るさに応じて、シャッタースピードと絞り数値をカメラが自動的に設定。
同じ露出でシャッタースピードと絞り数値の組み合わせを変えることができます。
ビューファインダーや液晶モニターのシャッタースピードと絞り数値が白字で表示されているときは、適正露出。適正露出が得られない場合は赤字で表示されます。
適正露出を得る為の対処方法。
- ストロボを使用する
- ISO感度を変更する
- 測光方式を変更する
※ 測光方式を変更する方法は、カメラ上面の表示パネル右横の「測光ボタン」で切り替えることができる。
PとAUTOの違い 露出補正、ホワイトバランス、ISO感度の変更、ブラケット撮影、ストロボ調光補正、色効果、AEロック、FEロック、NDフィルター、連続撮影、記録形式変更、測光方式変更、マニュアルフォーカス、AF枠の変更、インターバル撮影
Tv:シャッター速度優先AE(Time value)
シャッター速度優先AEのTvを選ぶと、被写体の明るさに応じて、カメラが適正露出になる絞り数値を自動的に設定します。
シャッタースピードを速くすると、動きの速い被写体の瞬間を捉えることができます。
逆に、シャッタースピードを遅くすると流動感を表現できたり、夜景などをストロボなしで撮影することができます。
シャッタースピードはカメラ上面、シャッターボタンの後方にある電子ダイヤルで変更することができます。

シャッタースピードが遅くなると手ブレしやすくなるので三脚を使います。
Av:絞り優先AE(Aperture value)
絞り優先AEのAvを選ぶと、被写体の明るさに応じて、カメラが適正露出になるシャッタースピードを自動的に設定します。
Tvとは逆の補完をしてくれます。
絞り数値を小さくする(絞りを開く)と、背景をぼかした美しいポートレートが撮影できます。

逆に、絞りの数値を大きくする(絞りを閉じる)と、奥行きのある風景の手前から遠くまでが鮮明に写ります。 絞りの数値表示 F2.4 F2.8 F3.2 F3.5 F4.0 F4.5 F5.0 F5.6 F6.3 F7.1 F8.0
M :マニュアル
シャッタースピードや絞り数値を自分で決定して、狙い通りの撮影ができます。
花火の撮影など、露出の設定が難しいときに使うといいようだ。
まとめ
カメラのモードダイヤルについて調べた結果。
Tv | 動被写体 | シャッタースピードの調整で躍動感のある写真や動きを止めた写真を狙う |
Av | 風景・物撮り | 背景をぼかしたり画全体に広がりを持たせたいとき |
M | その他 | 花火やホタルなど露出設定が必要な被写体 |
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