
Harley-Davidson Sportster Forty-Eightに乗り始めて約1ヶ月
ハーレー48が納車されて約1ヶ月が経過。「春に三日の晴れなし」と言われるように、ツーリングに出かける機会をなかなか与えてくれません。
そうは言いつつ900km近く乗っています。
ハーレーダビッドソンのオーナーズマニュアルによると「800kmで初回点検」と書かれていることもあり、そろそろ初回点検のタイミング。
ハーレーの慣らし運転については以下のようなことに注意する必要があります。
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慣らし運転のルール 新車に乗り始め800km
新車のハーレーダビッドソンは初回運転時より800kmの間は、以下の内容に注意して運転するよう書かれています。
- 最初の80kmの間は、どのギアにおいても、エンジン回転数を3,000rpm以下に保ってください。エンジンを低回転で加速させたり、シフト時に高回転で必要以上に長く回転させたりしないでください。
- 800kmまでは、エンジン回転数を意識的に変えながら運転してください。どのギアにおいてもエンジン回転数は3,500rpm以下に保ってください。
- エンジンが暖機されるまでは、高回転の使用やアクセルを全開にしての加速をしないでくださ。
- 急なブレーキ操作は避けてください。新しいブレーキでは、最初の160kmまでは急激なブレーキ操作を避けて、慣らし運転をしてください。
日本仕様の新車はハーレーの卵
慣らし運転で感じたフォーティーエイトの感想は、「ハーレーは一日にして成らず」といったところ。理由は、やはりノーマルマフラーの音ですね。
エンジンの鼓動と、イメージしていた低く図太いハーレーサウンドがリンクして初めて、ハーレーを所有した理由が満たされる気がします。
つまり、日本のノーマルな状態のForty-Eightは、欠いてはならない要素を欠いている。個人的には吸排気系のカスタムは必須だと感じています。
その点を含めたインプレッションを書き綴ってみようと思います。
Forty-Eightの鼓動感と音
スポーツスター48にまたがりイグニッションをオンにすれば、これぞハーレーの鼓動。
いや、ハーレーのことをよく知らない新参者が、このような書き方をするのはよくないとは思いますが、空冷Vツインエボリューションエンジンが発する鼓動感は実にパワフル。
それに対して排気音は、先にも書いたが残念としか言いようがありません。日本の排ガス規制と騒音規制をクリアーする必要があり、点火タイミングを遅らせ、マフラーは抜けを絞られたものが付けられています。
ハーレーの試乗会に行ったときにも同じような動画をYoutubeで公開していますが、マフラーが静かだと、メカニカルノイズの方が大きく聞こえてしまうのが×。少なくともマフラーを変えカスタムしようと考えています。
動画の1分16秒からは、これまでイメージしていたハーレーの音に音声を差し替えてみました。
北米マフラーのインプレッションは、ハーレー北米マフラー SPORTSTER用 2014-15年対応の音をご覧ください。

2015.05.08
ハーレー北米マフラー SPORTSTER用 2014-2016年対応の音
念願のマフラーを交換しました!動画では日本仕様のノーマルマフラーと北米マフラー(加工無し)のサウンド比較をしてもらえると思います。 ノーマルマフラーも近接音は悪くはないのですが、ちょっとでも離れるとメカニカルノイズしか聞こえなくなります。音の粒が軽くて小さいので、フラットな音なんですよね。 ...
Forty-Eightのギアと走りについて
1速のトルクと加速感は、エンジンを回せばまるでカタパルトで押し出されるようなG、強烈な印象です。
ギア比が高いのか街乗りだと2速で事足ります。郊外の道路でやっと3速、60km定速走行ができる感じです。エンジンの回転数は2,000〜2,300rpm。
ギア4速に上げると60kmを超えるスピードとなります。4速では1,850rpmを下回るとトルクを感じなくなるので、街乗りでは4速もあまり使いません。
また、3速から上のギアでは2,000rpmを切ってくると、エンジン部からシャカシャカという音が鳴ることから、低回転で走るのはエンジンに良くないことが分かります。
フォーティーエイトは5速までギアがありますが、ノーマルの状態では高速道路以外でトップギアを使うことはまずありません。もう少し低回転域でも走行できるといいと思っています(北米マフラーに交換することで乗り心地もよくなりました)。
加速時 ギア・シフトアップ ポイント
ハーレーのオーナーズマニュアルにはギアチェンジポイントの推奨値が記載されています。
- 1速から2速へ 25km/h
- 2速から3速へ 40km/h
- 3速から4速へ 55km/h
- 4速から5速へ 70km/h
減速時 ギア・シフトダウン ポイント
- 5速から4速 65km/h
- 4速から3速 50km/h
- 3速から2速 30km/h
- 2速から1速 15km/h
Forty-Eightのスピードメーター
ハーレーには標準でヘルメットホルダーが付いていないくらいなので、計器の機能については全く期待しておりませんでしたが、ギアとエンジンの回転数について書くことができたのは、スピードメーターのデジタル表示部にギアポジションとタコメーターが表示されるからです。
デジタル表示部に表示できる項目を列記します。
- オドメーター
- トリップA
- トリップB
- 時計
- ギアポジションとタコメーター
これらをハンドル左側に付いているスイッチで表示モードを切り替えることができます。これは嬉しい誤算でした。
48の燃費について
慣らし運転の注意事項に気を使いながら走り、わたしのForty-Eightは街乗りで17km/Lといったところ。まずまずの燃費です。
燃料を満タンにして100km弱で燃料警告灯が点灯。そこから30km圏内でガソリンを給油する必要がありますね。
それでは少し不安なので、スポーツスターの左サイドに付けることのできるサドルバッグとガソリンを入れることのできる携行缶を用意しました。
【La Rosa Design製】本革スイングアームバッグ ブラック/レッドステッチ ボトルホルダー付
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2016年モデル Forty-Eight の進化について
2015年8月24日発表があった2016年モデルのForty-Eightについて新たに「理想に近づいた 2016年モデル Sportster Forty-Eight」として記事を書いています。

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