
セルフスタンドで携行缶にガソリンを給油するのは絶対ダメ
スタイルとトレードオフのタンク容量
Forty-Eightの特徴の一つにピーナッツタンクを上げることができるでしょう。レトロで細身のタンクが全体の印象を引き締めスタイリッシュに見せてくれます。
その反面、ガス欠にならないか不安になることも多いですよね。タンクの容量が7.9リットルしか入らないので無理もありません。
ツーリングなどで遠出する時にはガソリンを携行缶に入れていく人も多いのではないでしょうか。
ところで皆さんは携行缶への給油はどうされていますか?
携行缶へのセルフ給油は禁止されている
セルフスタンドで自分で携行缶にガソリンを給油することは、消防法によって禁止されています。
実はこのことを知らなくて自分で携行缶に給油したことがあります。
結果、携行缶からガソリンが噴出!
ガソリンは知識無い素人が取り扱うべきではないと身を以て体験しました。
ガソリンの性質
マイナス40度というとても寒い環境下でも気化するガソリン。爆発性が非常に高い性質なので取り扱いも十分に注意する必要があります。
ガソリンを給油中に、給油口付近の空気が揺らいでいるのを見たことありませんか?
揺らいで見えるのはガソリンが蒸発して気化しているものです。その状態で給油キャップ閉めたとしても車やバイクの燃料タンクであれば大丈夫ですね。
いつもセルフスタンドで何気に給油できるのは、車やバイクのガソリンタンクにガソリンが蒸発して気体となった蒸気をうまく処理する仕組みが備わっているからなんです。
携行缶からガソリンが噴き出した理由
私が持っている携行缶にはエアー調整が付いていないので、携行缶にガソリンを満タンに入れると大変なことになります。
携行缶のキャップをきっちり閉めたとしても、携行缶の内圧が高くなって液体のガソリンが噴き出してきます。
もしその付近で静電気が発生すれば引火する可能性もあったので非常に危険。
ほんと皆さんも気を付けてくださいね。
携行缶に給油する際は、必ずガソリンスタンドのスタッフにお願いしてください。
携行缶にガソリンを満タンに入れてはダメ
Forty-Eightの7.9リットルのガソリンタンクだとガス欠の不安から、なみなみと給油したくなりますが、携行缶には「ここまでライン」が引かれています。
1リットルの携行缶でも実質は887ミリリットルまでしか入れることができません。
夏の暑い時期の給油は5、6割くらに抑えた方がいいことをガソリンスタンドの方に聞いたので、給油をお願いする時には外気温にも気を使うようになりました。
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