
特殊加工された滑りにくい鉛筆
集中力が持続しない
長男の宿題のスピードが遅いことがある。それに、日によって別人のように字が乱れることを不思議に思い、よ〜く観察しました。
観察してると、頻繁に鉛筆を置いて集中力が持続しないのです。
最初は「鉛筆を置かない、集中!」と言っておりました。しかしさらによく見ると、鉛筆を置いた後に両手を擦ったり、右手をズボンで拭いたりしているのです。
手汗
途中で鉛筆を置くのは、手の汗で鉛筆が滑るの防ごうとしていたのです。長男は手汗をかく体質で、DS(ゲーム機)も遊んだ後はコントローラー周辺に薄い膜が張ったかの様になります。
長男も手汗のことを言えばいいのに、ねちょ手(手汗が多い)であることが恥ずかしいのか、隠そうとしていた様子。
そう言えば、むかし付き合っていた女性も「ねちょ手だから」と言って手をつなぐのを拒むことがあったと淡い想い出を回想するのでした。
うずまきグリップ
そんな長男の悩みを解消してやりたく、鉛筆にクルクルっ巻いて、鉛筆が正しく持てるグリップを試してみました。商品名は「うずまきグリップ」です。
このうずまきグリップは、「指をミゾに添えるだけ!鉛筆が正しく持てるグリップ」と言うだけあって、鉛筆の持ち方とグリップ力はアップします。
惜しいのが、鉛筆を研ぐ度に調整しなければならないことです。鉛筆は頻繁に研がれる物なので、グリップの調整がその都度必要となります。長男の集中力をアップさせるのには適していませんでした。
グリッパーえんぴつ
手汗はすぐには治らないので、グリップ力があって滑りにくい鉛筆はないかと探してみると、三菱鉛筆がグリッパーえんぴつという商品を開発しているではありませんか。
グリッパーえんぴつを持った感じ(触感)は、表面に凹凸があって、スマートフォンの保護フィルムにあるアンチグレアっぽい感じに似ています。
試しに指を濡らして持ってみましたが、普通の鉛筆よりも滑りにくいです。その訳は、鉛筆の軸表面に滑りにくいノンスリップ加工が施されているからのようです。
グリッパーえんぴつは「書きやすい」と、長男も気に入ってくれたようです。
長男の学習に対する意気込みは、気分のムラが原因ではなくて、鉛筆のホールド感によるものだったようです。
季節や精神状態によっても手の汗は変化するので、状態によっては集中することができなかったのだなと。早く気付いてやればよかった。新しいノートに新しい鉛筆という背景もありますが、調子は良さそう。
お子さんがこれから鉛筆を使って字を書く勉強を始めるなら、三菱鉛筆のグリッパーえんぴつはお勧めです。
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