
ライオンもサンバを踊れ
LionからSambaに接続できない?

Lion、ファイルサーバにマウント中
Lionにアップグレードしたって周りで聞くと、自分もしたくなるものです。そんな誘惑には負けまいと思っていたのですが、Snow Leopardからのアップグレードが2,600円ですからね、ついついポッチってしまいました(笑)。
でも本当の切っ掛けはそうではなくて、Windowsファイル共有サーバにアクセスできないという声を聞いたからなのです。調べると、「Mac OS X “Lion” からは Samba が削除される ?」って記事などがあります。
今回はLionでSambaサーバを提供するのではなくて、クライアントとしてマウントできればいいんだから何か手はあるだろう、Snow Lepardでできてたことが、百獣の王ライオンにできないはずがない、そもそも中身はBSDだしと思った次第です。
認証エラーの理由
実際にアップグレードしてSambaサーバに接続すると認証エラー。認証無しの場所は普通にマウントできるということが分かりました。どうやらSambaが削除されるというより、AFP (Apple Filing Protocol) でDHCAST128が削除されたことによりSambaの認証エリアをマウントできないことが分かりました。

ターミナルの起動
では、DHCAST128を有効するには? 探しましたらこのページがありました。OS X LION connection error with AFP and workaround ここに書かれている「To turn on “DHCAST128″ support please do the following:」の行程をやるだけですぐに認証エリアもマウントすることができました。Special THX!! その他、Appleのサポートページにも。
DHCAST128の有効方法
DHCAST128を有効にするには、Terminalというアプリケーションを使用して行います。TerminalはLounchpadからUtilityを選択すると起動できます。起動後に以下のブルーの文字をコピー、Terminal上でペーストして[return]キー。※ 但し自己責任でお願いします。
1) Launch /Applications/Utilities/Terminal and do(Terminalを立ち上げて、以下のコマンドを入力):
$ sudo chmod o+w /Library/Preferences
$ defaults write /Library/Preferences/com.apple.AppleShareClient afp_host_prefs_version -int 1
Now restart your Mac(Macを再起動).
2) From Finder, select an AFP server. This will cause the AFP Client to create the full preferences file
[⌘] + [K] を同時に押して「サーバへ接続」の設定をします。
afp://__SERVER_IP_ADDRESS__
3) Launch Terminal again and do(Terminalを立ち上げて、以下のコマンドを入力):
$ sudo defaults write /Library/Preferences/com.apple.AppleShareClient afp_disabled_uams -array “Cleartxt Passwrd” “MS2.0″ “2-Way Randnum exchange”
$ sudo chmod o-w /Library/Preferences
The Lion is dancing like Samba too B-)
Now restart your Mac(Macを再起動).
これで、Lionがafpを踊り出す!
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