ITは古いテクノロジー



ITは最先端の技術?

IT関連のニューメディアが次々と広まっているように見えますが、実はIT技術のほとんどは1960年代から1980年代くらいには既に開発されていた技術。

クラウド・コンピューティングなどは、発想そのものは1950年代のメインフレーム。その頃から特定ハードウェアのシリーズであれば世代間のギャップを埋めるファームウェアを中心とした仮想化も確立されていたというので驚きです。

1980年代にはOracleの共同創立者でCEOのラリー・エリソン(Lawrence Joseph Ellison)がネットワーク・コンピューターを提唱していますが、これはクラウド・コンピューティングとほぼ同じ概念。

今のSNSも古い技術で、日本でもパソコン通信などと呼ばれ閉じたネットワークがありましたが、それに似ています。さらに遡ればUNIX上のごく当たり前のファイル共有であり、実体はチャッティングとあまり変わらないと思います。

以前は溜まり場となっていたサーバでtalkやwallといったコマンドを使って会話してましたから。

 

 

余談

そうそう、余談ですが、実は私、mixiが流行る前から自前でSNS(その時はSNSという言葉を知らなかった。)を運営していました。

2003年の4月頃に構想を練って、7月にミニチュアダックスフントのコミュニティサイトを作り、リリースしました。雑誌に紹介される等して瞬く間に全国のダックスファンに広まってビックリでした。

妻と2人で運営をしていたのですが、手が回らなくなってmixiにコミュニティを作って移しました。

 

 

変わったのはインターフェイス

talkコマンドでサーバにログインしている特定のユーザと会話、wallコマンドはログインしているユーザ全員にメッセージを送るもので、インターフェイスはリモートログインに使うターミナル系ツールでした。

SNSにもこのような機能ありますよね。変わったのはインターフェイス。ターミナルからブラウザ、そして携帯電話やスマートフォンへとインターフェイスであるデバイスが変わっているだけです。

 

 

日記と掲示板から

ブログを始める前はインターネット上からPerlで書かれた日記CGIをダウンロードして使っていました。並行して掲示板も持っていました。

日記に対する突っ込みを掲示板のような感じで入れることができた方が面白い、おそらく誰もが感じていた時代があったと思います。

日記と画像、その日記へのコメント、カテゴリーを紐付けしたり検索時の効率を考え従来のcsvデータではなくデータベースを利用し、そのうちブログという言葉が流行だしたと思ったら、CMSというものが無料で提供されるようになった。

その次がmixiを代表とするSNS時代の到来だと思います。SNSはブログの機能を持ち、さらに同じ趣味趣向を持つ人を集めやすいという特徴がありますが、技術革新の賜物ではないように思います。

同じ趣味趣向を持った人が集まるので、マーケティングを仕掛けやすくSNSが企業に利用され始めたのが2010年頃かな?

パーソナルコンピューターやモバイル端末が普及して、やっと古いテクノロジーに世の中が追いついてきたと言った方がいいのかもしれませんね。

 

 

思っていたよりも覚えることは少ない

こうしてITの歴史を振り返ってみると、機能を組み合わせたり組み替えたりする度に呼称を変えているだけで、ITを支えるバックエンドの部分はそれほど大きく変わっていないと思います。

実は歴史の割に覚えることは少ないので、基本(ツボ)を押さえて応用を効かせればいいのです。

 



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