宮島へ家族旅行

宮島へのアクセス

広島観光で外せないのが宮島でしょう。JR広島から宮島口まで26分(400円)、または広電(広島電鉄)の路面電車でも行けます。

宮島行きのりば

広電は広島駅から39駅停車するので広電宮島口までは約1時間10分(270円)かかってしまいますが、旅はのんびりゆったりと路面電車にゆられ広島の街並を楽しむのもいいものです。

iPhoneをお持ちの方は広島電鉄の車窓の風景を楽しめるアプリがあるので、予習しておくのもいいでしょう。路面電車GOGO!実写版 [広島電鉄2号線 広島駅 – (紙屋町) – 広電宮島口]

その他、遊覧船 アクアネット広島もあります。「水の都 広島」ならではの視点で広島の街並み楽しむこともできます。

 

フェリー

鉄道を使って宮島に行くには宮島口(JRも広電も同じ駅名)を目指し、次にフェリーに乗ります。

ここでもJR系と広電系のフェリーがありますが、値段はどちらも170円。フェリーは10分〜15分間隔で運航していて、宮島までは約10分です。

JR宮島連絡船

上の写真の「宮島行きのりば」の大きな看板をくぐって左側が宮島松大汽船、右側がJR宮島連絡船の乗り場になります。

※ フェリーなので車で行ってみようと思う方もいるかもしれませんが、宮島の道は狭いし観光スポットには駐車場がないところも多いので、車は宮島口に停めた方がいいでしょう。宮島の主な観光スポットは宮島桟橋から徒歩30分で行くことができます。

広電系の宮島松大汽船よりも、JR宮島連絡船の方が嚴島神社の大鳥居の近くを通るので、行きのフェリーはJR宮島連絡船に乗るのがおすすめです。

我が家は、広電の松大汽船も乗り放題の1 day Trip card(広島観光なら広電のフリーパスを参照)を購入していたのですが、海上からも大鳥居を近くで拝みたいと思いまして、行きはJR宮島連絡船に乗りました。

 

鹿の出迎え


フェリーが宮島に到着すると、誰もが自然と右手に歩き出します。まずは嚴島神社を参拝するといったところでしょうか。

その前にはだかるのが、のんびると昼寝をする鹿たち。宮島には太古の昔から鹿が棲息していて、「神鹿(しんろく)」と呼ばれて崇められてきたのだとか。

鹿はとても大人しく息子達も怖がること無くひたしばらく鹿を見入っていました。

 

嚴島神社

宮島桟橋から表参道商店街をまっすぐ進むと朱塗りの社殿が見えてきます。

推古天皇が即位し6世紀末に創建、12世紀に平清盛が安芸の守となり、嚴島神社は現在の姿となったと伝わっています。

平安時代の建築様式、寝殿造りを巧みに取り入れ、荘厳かつ優美な朱色の社殿が眩しく目に映ります。
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そんなことどうでもよいわ! と言わんばかりの輝と未来…

 

社殿の土台

潮が満ちると床近くまで海水につかり、引けば高床式の様相となる社殿。

干満の差を計算しつくされたものですが、海に建っている以上、高潮や台風などの影響を受けやすく、廻廊が冠水することもありニュースでも取り上げらたこともありますね。

だから土台はしっかりと海中に埋められているもの、と思いきや、平らな基礎を海底に敷き、その上に柱を設け建物の重さだけで建っているとか。

実は大鳥居も同じように、固定されずに自重だけで建っているそうだ。

 

大鳥居

朝のうちは海水に浸かっていた社殿や大鳥居も、お昼くらいには潮が引いて大鳥居をくぐることも。
※ 海に浮かんだ社殿を期待して行くのであれば潮汐250cm以上を目安に、大鳥居の下にいくには潮汐100cm以下の時に参拝するといいでしょう(年間潮汐・潮見表の見かた)。
干潮時の社殿 干潮時の大鳥居 輝と大鳥居
大鳥居の付近にいると、とある観光客が大鳥居の雑学を話していました。

この大鳥居は宮崎から運んできたクスノキでできているらしいよ。

と。調べてみると、確かに宮崎県西都市(日向国児湯郡岡富村)と書かれている資料(〔報告〕厳島神社大鳥居の生物劣化調査)がありました。

どうやら社殿から向かって右側の主柱が宮崎、左側が香川県丸亀市から調達され、明治8年上棟されています。
但し、

昭和25年に西主柱(左側)佐賀県佐賀郡鍋島村池ノ上、高岸邸より)は根元に継木。東主柱(右側)は福岡県久留米市の一本ものとした。

と書かれているので、今は違うかな?

 

太陽と月

大鳥居の笠木の東西両端にある太陽と月をご存知でしょうか?
風水では、北東を鬼門の方位とするため、鳥居の東側に太陽を備え鬼門を封じているそうです。一方の西側には月。

厳島神社 大鳥居の太陽と月

これは相反する性質を持つ陰と陽の二つの気が、互いに作用し合うことで森羅万象の様々な物事が作り出され支配するとされた陰陽道の影響のようです。

 

弥山に行けず

獅子岩からの景色

獅子岩からの景色

一昨年前にもこの地を訪れており、その際は一人で散策しました。だから五重塔や豊国神社(千畳閣)をじっくり見て回ることができたのですが、今回は小さな子供を連れた家族旅行。なかなかそうもいきません。

宮島ロープウエーに乗って弥山を目指す予定でしたが、宮島桟橋から宮島ロープウエー乗り場まで大人の足で徒歩25分。

乗り場まで無料送迎バスがあったのに乗らず、40分くらい歩き家族の体力は限界に(苦笑)。

※ 宮島ロープウエーに乗る際、ベビーカーは乗り場で預かってもらうことができます。

当然ロープウエーで終着下車しても、さらに弥山を目指し40分歩く、往復を考えると… とても行く気にはなれず、獅子岩どまりでした。でも獅子岩から見る瀬戸内海は絶景でした。

次は絶対に弥山まで行くぞ!

 

おすすめのホテル菊乃家

弥山に行くには、やはり宮島に宿泊した方が良さそうです。
ロープウエーの乗り場に行く途中に見つけたホテル菊乃家(楽天トラベル)

宮島の宿 ホテル菊乃家

リンク:宮島の宿 ホテル菊乃家ホームページ

ロープウエーを降りてお腹が空いていたので食事だけ頂きました。妻はパスタ、私は穴子の揚げ物。どちらもお世辞抜きで美味しかった。

宿泊料金は他と比べてかなりリーズナブルなので、次に宮島に来た時の宿泊先として既に決めております。
宮島観光スポットの料金は宮島style 、所要時間はひろしま観光ナビがまとまっています。

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