
親指AF設定をして置きピン楽々、こんな技があったなんて!
カメラのシャッターの役割
AF(オートフォーカス)の設定の場合、多くのデジタルカメラは、シャッターボタンに以下の機能を持たせていると思います。
- 露出を測る(シャッター半押し)
- ピントを合わせる(シャッター半押し)
- シャッターを切る
一つのボタンに3つも機能を集約していることに違和感ありました。
だって、シャッターを切る前に、必ずシャッターの半押ししてピント合わせないといけないでしょう?
親指AFの設定
親指AF(オートフォーカス)という技、皆さんはご存知でしたか?
僕は最近まで知りませんでした。
先にも書きましたが、標準のカメラの設定は、シャッターボタンを半押しするとAFが機能します。
AF自体はとても便利な機能ですが、シャッターボタンを押す度にピント合わせするのは地味に時間のロスです。
なのでシャッターボタンからAF機能を分離、つまり右手の親指でAFやってしまおうというのが親指AFということです。 今回は僕のカメラ、Olympus OM-D E-M1で親指AFを設定してみます。
- AEL/AFLボタンをAFボタンに割り当てる
- MF(マニューアルフォーカス)時に親指AFを機能させる
それでは、カメラのMENUボタンを押してカスタムメニューから設定していきます。

カスタムメニュー AF/MF

AEL/AFLモード S1/C2/M3

AEL/AFLモード MF

MF AEL/AFLモード mode3
MF(マニュアルフォーカス)の設定
※ MFは、モードダイヤルの『M(マニュアルモード)』とは違います。僕はこれに気付くのにしばらく時間を要しました。(^^;

レバーを「1」にした状態でAF/測光モードボタンを押しAF方式を変更

MF(マニューアルフォーカス)を選ぶ
これで、親指AFの設定は完了です。 最初にターゲットにピントを合わせておけば、後はシャッターを押すだけの置きピンも楽々になります。
もし親指AFの設定をしたことがないという方は、試してみてはいかがでしょうか。一度親指AFを使い出すと、通常のAFを使うことはなくなるくらい便利な機能です。
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