雲の中の話



クラウド・コンピューティング・セミナー

クラウド・コンピューティング・セミナー

先週金曜日に行なわれたクラウド・コンピューティング・セミナーに行ってきました。

各企業・研究機関ともに今後のクラウドコンピューティングの展望(摸索・黎明期・普及期・成熟期)について講演されていました。時間軸については多少異なっていましたが、クラウドコンピューティングの実用化は既に始まっていること、そして今後はさらに拡大していくことを述べられていました。

その中で、その先を見据えた意見として、「データを一極集中させるのにも限界がある。」という話もありました。

「例えば個々のデータは一つだけ存在すればいいのであって、取引のある会社毎に個の情報が存在することはおかしい。
だからトランザクションの向きを変えればいいんじゃないですか? みなさんそう思いません?」と問題を提起された東大の木ノ下先生の講演は、正当派クラウドコンピューティングとは違った視点からのもので面白かったですね。時折ハチャメチャな事をおっしゃるので、次は何を言い出すのだろうと結構真剣に聞いていました。

Sun Modular Datacenter1

Sun Project Blackbox

私の中での正当派と言えば、世界に認められるクラウドコンピューティングを目指しているサン・マイクロシステムズの中村さんでした。最近オラクルとの関係も取り沙汰されていますが、Sunのクラウドコンピューティング戦略について講演されました。

クラウドが解決すべき事として、セキュリティ・性能・可用性を特に上げられていました。サーバやデータが何処にあるのかハッキリしないようなサービスではなく、ISO27001に適合するクラウドサービスを早急に確立することが使命として、Sunが取り組んでいる事をWBSの録画映像を交えながら説明されました。

Sun Modular Datacenter2

Sun Modular Datacenter1

噂には聞いていましたが、関東のとある鉱山跡地の地下50mくらいのところにデータセンタを作る計画(既にできてるんかな?)があるそうです。地下に作る事によって、熱対策にかかる電力量を大幅に削減できるのは容易に想像できます。さらにはデータセンタをコンテナ化し、地下を流れる水をコンテナ内に流し水冷にするとのことです。

Sun Modular Datacenter3

Sun Modular Datacenter2

このコンテナは2年くらい前に話題になってどういう具合に使うんだろ?宝くじが当たってこのコンテナを買えば独立できるやろうか?なんて仲間内で話してましたが、クラウドコンピューティング用のデータセンターの用途として使うんですね。

雲の中の話と思いきや、山の中の話でスケールでかい!山頂でもいいのだろうか?と思いましたが、コンテナの搬入にヘリを使わないといけないだろうし、常駐人員のシフト編成も大変だろうからやっぱりある程度は車でアクセスできる所じゃないとダメかな?と想像してみました。

オープンになったSunのクラウドコンピューティング。今後、サン・マイクロシステムズがどのように仕掛けてくるのか興味ありますね。

 



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