仙台空港ガイド|仙台駅へ電車25分、津波の記録と牛タン

仙台空港は、国内でただひとつ、津波の被害を受けた空港です。2011年3月11日の東日本大震災で、ターミナルビルの1階は3mを超える津波にのまれました。

仙台駅へは、電車で約25分。ターミナルビルから連絡橋を渡れば、もう駅の改札です。

Neo隊長は、2022年3月に牛タンを食べに仙台へ行きました。行きは福岡、帰りは大阪(伊丹)で乗り継いで、宮崎との往復です。その経験と、公式サイトで調べた最新データ(2026年10月時点)をまとめます。

空港の基本データ

項目内容
空港コードSDJ
滑走路2本(メインのB滑走路は3,000m)
運用時間7:30〜22:00
国内線8都市・1日51便(2026年10月6日の出発便)
電車仙台駅まで約25分、680円

就航路線

行き先1日の便数航空会社
札幌(新千歳)15JAL、IBEX、AIRDOなど5社
大阪(伊丹)14JAL、ANA、IBEX
福岡7IBEX、スターフライヤー、FDA
名古屋(中部)6IBEX、ANA、ピーチ
広島3IBEX
大阪(関西)3ピーチ
神戸2スカイマーク
沖縄(那覇)1ANA
宮崎—直行便なし

※2026年10月6日(火)の仙台発の便数(夏ダイヤ)。10月25日からの冬ダイヤで変わることがあります。共同運航は1便として数えました。

実は、仙台から羽田への便はありません。東京へは新幹線が主役なんですね。

宮崎からも直行便がないので、Neo隊長は行きは福岡、帰りは伊丹で乗り継ぎました。仙台からは、福岡へ1日7便、伊丹へ1日14便。九州から来るなら、この2つが乗り継ぎの定番です。

主な行き先へのアクセス

行き先電車運賃
仙台駅約25分680円

仙台駅へは、電車で十分です。仙台空港駅はターミナルビルと直結していて、乗り換えなしで仙台駅まで行けます。

ドアはボタンで開閉

ところが、この電車でちょっと戸惑いました。出発を待って停まっている電車の扉が開かないんです。「どうなってんだ?」と思いました。

実はこの電車、ドアの横のボタンを押して、自分で開け閉めする仕組みなんです。

乗ったあとは、外の冷たい空気が入らないように、ボタンを押して閉めるのがお約束。それを知らずに座っていたら、近くに座っていた人がボタンを押して、そっと閉めてくれました。そこでようやく仕組みが分かったんです。

JR東日本によると、寒い時期に停まっている間の車内の温度を保つための工夫なんだとか。宮崎ではまず見ない光景で、ちょっとしたカルチャーショックやったわ。

グルメ

仙台といえば、やっぱり牛タンです。

牛タンを食べに

Neo隊長の仙台旅の目的は、牛タンでした。仙台に着いた日の夜、市内の「牛タン焼専門店 司」で、厚切りの牛タンをいただきました。

空港でも牛タン

空港で食べるなら、1階の「牛タンレストラン 陣中」へ(10:30〜20:00、ラストオーダー19:30)。3階のそば処やカフェにも、牛たんのメニューがあります。

ラウンジ

Neo隊長が仙台で使ったのは、2階のANA LOUNGEです。5番搭乗口の近くにあり、営業は6:35から最終便の出発まで。

ここで見つけたのが、宮崎の焼酎「黒霧島EX」。霧島酒造は、宮崎県都城市の焼酎メーカーです。

飲むわけではないけれど、遠く離れた仙台のラウンジで地元の焼酎に出会えて、なんだか嬉しくなりました♪

ラウンジで出る銘柄は、時期によって変わることがあります。

見どころ

仙台空港には、ほかの空港にはない震災の記録があります。

3.02mの津波

2011年3月11日14時46分、東日本大震災が発生。空港を使っていた人や近くの住民、スタッフなど約1,700人が、ターミナルビルの3階に避難しました。

15時56分、津波が到達。ターミナルビルには3.02mの高さまで水が押し寄せ、1階には車やがれきが流れ込みました。避難した人が全員退避するまで、6日かかったそうです。

Neo隊長が訪れたのは、震災から11年がたった2022年3月6日。この時系列は、空港の「震災説明パネル」で読んだものです。

こんな高さまで津波が押し寄せたのか。パネルの写真を前に、ここにいた人たちはどれほど怖かっただろう、と思わずにはいられませんでした。

仙台空港と宮崎空港は、どちらも海のすぐそばにある空港です。立地がよく似ているだけに、宮崎でもこういうことが起こりうるんだなと、考えさせられました。

1か月で再開

それでも、復旧は驚くほど早かったんです。米空軍の部隊が滑走路を部分的に直して輸送機を飛ばし、空港は日米合同の救援活動「トモダチ作戦」の拠点になりました。

2階の国内線搭乗待合室は、大勢のアメリカ兵のベッドルームになったんだとか。そして4月13日には国内線の一部が再開しました。

空港には、津波の高さを示す「津波高表示」と、当時の様子を時系列で伝える「震災説明パネル」が常設されています。2021年には「震災伝承施設」にも登録されました。

滑走路と撮影スポット

仙台空港の滑走路は2本。メインのB滑走路は3,000mで、1998年に今の長さになりました。もう1本のA滑走路は、1940年に旧陸軍の飛行場として造られたのが始まりです。

撮影するなら、屋上の展望デッキ「スマイルテラス」へ。エンジンや風の音を感じながら、離着陸を眺められます。

まとめ

  • 仙台空港は、国内でただひとつの津波被災空港。ターミナルに震災の記録がある
  • 仙台駅へは電車で約25分。ドアはボタンで開け閉め
  • 羽田便はなし。宮崎からは福岡などで乗り継ぎ
  • 牛タンは、市内の司で。空港なら1階の陣中でも
  • ANA LOUNGEでは、宮崎の黒霧島EXに出会えたことも

震災から11年たった仙台で、牛タンと人の優しさに触れた旅でした。

乗り継ぎに使った福岡と伊丹の空港ガイドもどうぞ。

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