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中部国際空港(セントレア)ガイド|名古屋へ28分、787の下でバーガー

中部国際空港セントレアは、名古屋まで電車で最速28分の空港です。名鉄の空港特急「ミュースカイ」が、ターミナルの目の前から出ています。

移動の結論はシンプルです。名古屋の街中へは名鉄で十分。栄や豊田市へは直行バス、三重の津へは高速船でも行けます。

Neo隊長は、出張でよく使う空港です。2023年8月にも、ここから宮崎へ帰りました。その経験と、公式サイトで調べた最新データ(2026年10月時点)をまとめます。

主な行き先へのアクセス

行き先手段時間・運賃
名鉄名古屋名鉄ミュースカイ最速28分
栄・伏見バス55分〜、2,000円
豊田市駅バス1時間9分、2,100円
津(なぎさまち)高速船45分、2,980円

名古屋の街中だけなら、名鉄で十分です。 ミュースカイは全席指定なので、乗車券のほかに「ミューチケット」が要ります。

豊田市駅への直行バスがあるのは、トヨタのお膝元らしいところ。なお、名古屋駅(名鉄バスセンター)行きのバスは、いま全便運休中です。

グルメと名物

セントレアは、ターミナルの4階と、隣のフライト・オブ・ドリームズに飲食店が集まっています。Neo隊長のお気に入りは、この2店です。

787の下でバーガー

フライト・オブ・ドリームズ3階の「THE PIKE BREWING」は、ボーイングの地元シアトルのブルワリーのお店。目の前に787が見える席で、ボリューム満点のハンバーガーが食べられます。

Neo隊長は、プライオリティパスでここのバーガーを食べました。写真はしっかり撮ったのに、名前はまったく覚えていません(笑)。

営業時間は平日9:00〜20:00、土日祝9:00〜21:00。

ただし、フライト・オブ・ドリームズはターミナルから結構離れています。しかも保安検査場の外なので、食べたあとに搭乗口まで戻る時間も考えて、余裕を持って行きましょう。

お好み焼きも

ターミナル4階の「Japan Traveling Restaurant by BOTEJYU」では、お好み焼きが食べられます。朝6:30から開いているので、早い便の前にも寄れますよ。

プライオリティパスの注意

2023年の出張では、ハンバーガーもお好み焼きもお風呂も、プライオリティパスでタダやったのに……。

実は、Neo隊長の楽天プレミアムカードのプライオリティパスは、2025年1月から「ラウンジのみ」になりました。いまは、これらのお店では使えません。

プライオリティパスでどこまで使えるかは、カード会社によって違います。お持ちのカードで使えるか、出かける前に確かめてくださいね。

ラウンジ

プラザ・プレミアム・ラウンジ名古屋プレミアムラウンジ セントレア
場所3階、保安検査場の中3階、保安検査場の手前
営業6:00〜JAL・ANAの最終便まで6:45〜20:45
対象JAL・ANAの上級会員など。一般は1,650円対象のカードで無料

国内線のプラザ・プレミアム・ラウンジ名古屋は、2026年9月にできたばかり。JALとANAの上級会員などが使えるラウンジです。

プレミアムラウンジ セントレアは、カードラウンジです。保安検査場の手前にあり、到着したときにも使えます。隣には「第2プレミアムラウンジ」もあり、カード会社によって使える方が違います。

見どころ

セントレアは、飛行機好きにはたまらない空港です。ここでは、Neo隊長が好きな3か所を紹介します。

787の初号機

「フライト・オブ・ドリームズ」には、ボーイング787の初号機(飛行試験1号機)が展示されています。ボーイングから寄贈されたもので、入場は無料です(一部有料)。

Neo隊長の感想は、「やっぱりでかいし、細部まで間近で見られるので、マニアにはたまらん」。エンジンの羽根から主脚のタイヤまで、手が届きそうな距離で見られます。

787は、機体の構造の35%を日本の企業が作っていて、その多くが中部です。主翼は三菱重工の名古屋・大江工場、中央翼はSUBARU、前部胴体は川崎重工が担当しています。

作った部品は、セントレアから専用の貨物機「ドリームリフター」でアメリカへ。地元で作った飛行機の初号機が、地元の空港に帰ってきたわけですね。

スカイデッキ

ターミナルのスカイデッキからは、離着陸する飛行機を間近で見られます。Neo隊長も、出張のたびについ寄ってしまう場所です。

飛行機を見ながら風呂

「くつろぎ処」には、飛行機を眺めながら入れる展望風呂があります。食事処も隣にあり、出張帰りにひと息つくのにぴったりです。

羽田線のナゾ

名古屋から東京へは、新幹線で行くのが普通です。それなのに、セントレアから羽田への便が、1日3便(ANA1便、JAL2便)飛んでいます。

この路線の目的は、東京へ行く人ではありません。中部の人を羽田まで運び、そこから国際線に乗り継いでもらうための路線です。JALが2013年に就航し、ANAも2014年に32年ぶりに復活させました。

実はNeo隊長、「トヨタとの兼ね合いで飛んでいる」と聞いたことがありました。トヨタだけのためではないにしても、中部の企業の出張客が羽田から海外へ飛ぶ需要は、確かにありそうです。

一方、空港そのものとトヨタの縁は本物です。運営会社にはトヨタなどの民間企業が5割を出資し、社長は初代から6代続けてトヨタ出身。トヨタ流のコスト削減で、開港1年目から黒字になったそうです。

羽田空港のガイドもどうぞ。

滑走路が2本に

セントレアの滑走路は1本で、長さ3,500m、幅60m。

セントレアは24時間使える空港ですが、滑走路は1本だけ。点検や補修のあいだは閉じるしかなく、その時間が週に10時間ほどあります。

そこで、2027年度中に2本目の滑走路(代替滑走路)を使い始める予定。片方を直しているあいだも、もう片方で離着陸できるので、完全24時間運用になります。

昔の名古屋空港

実は、セントレアができる前、名古屋の空の玄関は小牧にありました。2005年2月17日、セントレアの開港と同時に、それまでの「名古屋空港」は愛知県の管理に移り、通称「県営名古屋空港」になりました。

空港コードの「NGO」も、このときセントレアに引き継がれています。

小牧の飛行場は、いまも航空自衛隊の小牧基地と一緒に使われています。何を隠そう、Neo隊長はその小牧基地に所属していたことがあるんです。

新米は石拾い

まだ新米だった若かりし頃のNeo隊長は、早朝の名古屋空港で、同期たちと横一列に並んで滑走路を歩き、石ころやゴミを拾っていました。新人の仕事なんです。

横の溝のひみつ

滑走路は、ただの広い道路ではありません。よく見ると、路面に横向きの細い溝がびっしり刻まれています。これを「グルービング」といいます。

溝は幅6mm、深さ6mmで、32mmおきに並んでいます。雨の日に、タイヤの下の水をこの溝へ逃がして、滑りにくくするためです。

水がたまった路面を高速で走ると、タイヤが水の上に浮いてしまいます。車でもおなじみの「ハイドロプレーニング」。ブレーキもハンドルも効かなくなる、あれです。

飛行機のタイヤには、車のような細かい模様がなく、縦の溝しかありません。だから滑走路の側に横の溝を刻んで、水はけを助けているんです。

ただ、この溝には、意外と小石が入り込みます。Neo隊長たちが拾っていたのも、まさにこの溝の小石。ジェットエンジンが空気と一緒に吸い込まないように、取り除いていたんです。

小石が大事故に

滑走路の石ころやゴミは「FOD(異物)」と呼ばれます。小さな石でも、エンジンに吸い込まれたりタイヤを傷つけたりすれば、大きな事故につながります。

実際に2000年には、滑走路に落ちていた長さ約43cmの金属片が原因で、超音速旅客機コンコルドが墜落しました。

いまセントレアのスカイデッキから眺める飛行機も、誰かが朝早くに石ころを拾った滑走路から飛び立っている。そう思うと、ちょっと胸が熱くなります。

空港の基本データ

項目内容
空港コードNGO
開港2005年2月17日
滑走路1本(3,500m×60m)。2本目を工事中
国内線20都市・1日75便(2026年10月7日の出発便)
ラウンジ国内線はプラザ・プレミアム・ラウンジ名古屋、カードラウンジ2か所

就航路線

行き先1日の便数航空会社
札幌(新千歳)16ANA、JAL、スカイマークなど6社
沖縄(那覇)13ANA、JTA、スカイマークなど6社
福岡7スターフライヤー、IBEXなど5社
仙台6IBEX、ANA、ピーチ
鹿児島5スカイマーク、ソラシドエア、ANA
東京(成田)3JAL、ANA
東京(羽田)3JAL、ANA
松山3IBEX
宮崎3ソラシドエア、オリエンタルエアブリッジ

※2026年10月7日(水)のセントレア発の便数(夏ダイヤ)。10月25日からの冬ダイヤで変わることがあります。共同運航は1便として数えました。

このほか、新潟・長崎・熊本など11路線。全部で20都市・1日75便です。

まとめ

  • 名古屋へは、名鉄ミュースカイで最速28分
  • 787の初号機は無料で見られる。マニアは必見
  • PIKEのバーガーやお好み焼きは、プライオリティパスが使えるか先に確認
  • 国内線ラウンジは2026年9月にできたばかり
  • 羽田線は、国際線への乗り継ぎ用
  • セントレアの前の名古屋空港は小牧。いまは県営名古屋空港

ちなみに、この日Neo隊長が飛んだ先は、ホーム空港の宮崎。宮崎空港のガイドもどうぞ。

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