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Harley-Davidson Sportster 48 納車1年後のサビ

Forty-Eightに乗って1年

Harley-Davidson Forty-Eight 2015年モデルに乗り始めて1年が経ちました。

走行距離は1年間で約5,000km。同じ時期にハーレーを買った方と会うと「まだ5,000km!?」と驚かれるので、全然走りが足りないようです。

さて、今回の記事では、1年経過した愛馬 Forty-Eight 2015年モデルの経年劣化、と言ってもサビだけですけど見ていきたいと思います。

これからハーレーを手に入れようと思っている方の参考になれば幸いに思います。
と、その前に、駐車環境と保管方法について書いておきます。

 

Forty-Eightの駐車環境と保管方法

Forty-Eightの駐車環境についてですが、マンションということで屋根付きの駐輪場が備わっています。

ただ、屋根付きと言えど、雨の日は車体が濡れてしまうので、駐車している時は常にバイクカバーをかけています。Forty-Eight-Cover
バイクカバーは雨から車体を守るだけではなく、防犯の面でもとても有効。

わたしが愛用しているバイクカバーは、耐熱撥水を兼ね備えたものです。

1年経過して多少の色褪せはあるものの、破れたり熱で溶けたりするなど全くありません。もちろん撥水効果も持続しています。


アンダーベルトやロックホールにワイヤーロックをかければ、バイクカバーがめくれることはありません。

安物のバイクカバーはちょっとした風でもバタバタと音を立て近所迷惑になることもありますが、このバイクカバーは厚手の生地が使われいるので強風であっても騒音になるほどの音になることはないと思います。

だから安心して使うことができます。

 

エキパイ接合部分 ネジとボルトのサビ

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高温にさらされる部分でケアーしにくい箇所です。

バイクカバーをかけていても長雨になると湿度が高くなるので、エンジンとエキパイ接合部分のネジ山やボルトが錆びやすい環境になります。

このような高温になる箇所には、パーマテックスのアンチシーズを塗っておくとサビや腐食を防止することができます。


アンチシーズの適用温度範囲−51℃から871℃。焼きつき防止にも効果があります。

マフラーを北米仕様に変えた時にスリップオン部分のネジとボルトに塗りました。

そちらは腐食やサビは全く発生していないので、エンジンとエキパイの接合部分にも塗っておけばよかったと後悔しています。

 

エンジンヘッドカバーのサビ

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「この水垢しつこいな」と思っていましたが、実はクロムメッキのサビだと知ったのは6ヶ月点検の時。担当してくれたメカニックの方が教えてくれました。

ちゃんとしたカメラでマクロ撮影すると肉眼では見えなかったサビまで写るので「こんなにサビついてたのか!」とショックを受けました。

幸いにして、この手のサビはNAKARAIのサビトリキングで簡単に取ることができます。


納車間もない方は、水滴やホコリが目に見えないクロムメッキの穴に入り込まないようにメッキ保護剤で強力な被膜でコーティングしてあげましょう。

 

ヘッドライト ステーのサビ

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ヘッドライト裏のステーもサビていました。細かくチェックした時じゃないとなかなか気付かないところなので洗車後の水滴の拭き取りをしっかりしましょう。

ヘッドライトのステーもサビトリキング対応できます。ただし手が入りにくいところなので、ヘッドライトを外して作業した方がいいと思います。

 

スポークホイールのサビ

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2015年モデルまでのForty-Eightはスポークホイール。ディラーから「ホイールは錆びやすいので気をつけて下さい。」と言われていたので気をつけていたのですが、ここだけサビていました。

ここだけサビていたということは、ここだけブリスの塗りが甘かったということかもしれません。


ブリスは疎水性コーティング剤です。

撥水性のあるコーティング剤は水玉ができて水玉がレンズの役割となって部分的な日焼けを起こすことがあるのに対し、疎水性の場合、水は大きな塊となって流れ落ちていきます。

ホイールも定期的にブリスでコーティングすれば、サビなんか付かないはずです。

特に梅雨に入る前にブリスでコーティングすれば安心できると思います。

 

サビ防止のまとめ

各箇所に適切なコーティング剤を選び、バイクカバーをかけているからといって長雨時に放置せずに状態をチェックをすること。

過剰に神経質になる必要はありません。

たったこれだけで愛車をサビから守ることができるので、これからハーレーを迎え入れる方は試してみてください。

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