人馴れしていないフクロモモンガとやっと築けた信頼関係

最近になってやたら近寄って来るようになった我が家の「ぐら(フクロモモンガ)」。

我が家に来たばかりの時は、人馴れしてなくてゼンマイで動くオモチャみたいに「ギーコギーコ」と威嚇ばかりしてました。

それが今やこんなこともできるようになっただなんて! これ、逃げたんじゃありませんよ。

木に登らせて遊ばせているんです。フクロモモンガは夜行性なので昼間は寝ているのですが、この日はぐらに早起きしてもらいました。

写真では木の枝にとまって何かを食べているように見えますが、実はクモの巣にひっかかってグルーミングしているところです。

枝と枝を楽しそうに渡っていました。

 

外で遊ばせるのは信頼関係ができてから

個体差はあると思いますが、フクロモモンガは人を見ます。

ちゃんと認識するんですよ。一度信頼関係ができると凄く従順で警戒心を解いてくれます

いや、それ以上に「遊んでよ」とか「撫でて欲しい」など、要求するために近寄ってきますし、寂しいと「キャン キャン」と子犬のように鳴いて家族を呼びます。

特に屋外では、一定の距離以上は離れようとしません。我が家のぐらは、このようになるまでに約6ヶ月かかりました。

最初は手渡しでエサをあげることさえもできませんでしたからね。

 

屋外で遊ばせる注意点

遊ばせる場所については芝生で近くに茂みのない場所。木に登らせるのであれば、あまり背の高くない葉っぱのない木を選んで遊ばせます。

いくら信頼関係を築いたと言えど何があるのか分からないので、虫取り用のアミと好物のゼリーを持参しています。

虫取り用のアミカラスなどの外敵を追い払うのにも役に立つだろうし、万が一戻ってこないような時に使おうと持って行ったものですが、案ずることはありませんでした。

15分くらい木に登って遊ぶと木から降りてきて、ちゃんとモモンガポーチに入ります。

 

フクロモモンガにモモンガポーチは必須

フクロモモンガと仲良くなるには、モモンガポーチは外せません。紐の付いたポーチにフクロモモンガを入れて、首からかけます

その時に服の中で吊り下げると、ポーチの中は暗くて暖かく、適度な湿度があり、体を周囲に密着させて眠れる状態は、まさに母親モモンガの袋の中にいる環境に似ています

フクロモモンガは嗅覚に優れているので、飼い主のにおいを覚えます。ポーチの中にいる時にフクロモモンガが安らいだ気持ちでいることができれば、その気持ちとにおいが結びついて「飼い主のにおい」=「安心できるにおい」となり慣れていくわけです。

モモンガポーチを使っていなかったら、未だに「ぐら」とコミュニケーションをとることができなかったかもしれません。

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