自然農法 わら一本の革命


先日、会社の人と飲みに行った時に、話の流れから「今年は自給自足をやりたいと思っているんですよ。」と言うと、「土地は余っているから貸してあげますよ。」と言ってもらいました。
実はこの話を頂く前に、別のルートで土地を貸してもらえる話はありましたが、何やら「土地を狙っているんじゃないか?」という周りの人の警戒する声が聞こえてきたので少しショゲていました。
僕は土地そのものが欲しい訳ではなく、農業で企業することを考えている訳でもないんです。農作物を作る技術が欲しいだけなのに・・・。だから会社の人にそう言ってもらえてめちゃくちゃ嬉しかったですね。
自然農法1

自然農法1


そして新たな経験をするためのエリアを先週末に見に行ってきました。自宅から自転車で30分程度で行ける距離。10年ほどほったらかしにしているらしく、農薬の汚染もなさそうです。
o(^^)。.o0○ この場所の片隅には小川を流し、レンゲやクローバーのジュータンを小川のそばに作れば子供が喜ぶだろうな。
土手の下から半分は季節の野菜を作るための畑にして、残り半分で米を作ろう。農作業をする時はワンピースのルフィみたいな恰好でやろうなんて想像がふくらみます(付近にはマムシもいるらしいからファッションはちと考えなあきません)。
自然農法2

自然農法2


( -“-)。oO んっ、この場所・・・トラクターやコンバインとか、どっから入れればいいんだ?
とその場で少し考えましたが、そもそもそんな農機具持ってないし、持ったとしても置くとこないし・・・
土地は耕さなくてもいい自然農法を本で読んだので鎌さえあればノープロブレムでござる。 ( ̄∇ ̄;) グハッハッハッ 天才!!
 
自然農法3

自然農法3


取り急ぎ、今生えている雑草は丈が長いので刈ならいといけない。流石にカマだけでは何日もかかりそうだから草刈機を買おう。それからシャベルと農作業用の一輪車とクワは必要かな。
僕が目指す自然農法とは、不耕起・無除草・無肥料・無農薬、できる限りその土地に生きる動植物と共存するやりかたです。
色んな本を読みましたが、「わら一本の革命」という本に書かれていることを実践したいと思っています。それほど手をかけなくても自然の法則に従えば育つ。逆に手を加えることで自然のバランスを崩して、農薬だの人工肥料だの必要となっては本末転倒ではないかと、この本を読んで感じました。
 
この本の著者の福岡さんの田んぼを遠くから見た近所の人が、「絹の網を張ったように見えるが、あれは何を張ったのですか?」と聞いてきたらしいのです。
除草剤や農薬をまかない福岡さんの田んぼには4種類から5種類のクモがいるらしく、そのクモがまるで飛行機のようにクモの糸に乗って飛散し、絹糸を張ったようにクモの巣が一面に張られるそうです。
そしてそれに朝露がつき、キラキラ光りながら揺れてとても美しく自然の芸術を見せてくれることが書いてありました。
このようなところでできた作物は、それが持つ本来の味がするんだろうなと自分でやってみたくなったのです。

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。