アポ取りの極意が書かれた本

営業なのに行くところがない

技術職から営業職にチャレンジ。今年は動きました。自分で未だ見ぬ相手にアプローチし対面し顧客になってもらう。

頭で考えるプロセスは難しくはないが、会うことがこれほど難しものかと感じた時期もありました。

予め顧客と成り得そうな相手を探し電話をかけ、商品を説明し会うためのアポイントを取る。

売り込むオーラーが受話器から伝わり防御線を張られ会うことを断られる。

ディスプレイと見つめ合うだけの仕事だけではなく、もっと人と会いたい、話したい!

という想いから転身したのに、行くところを見つけられないのです。本当に焦りました。

 

営業はまず会うことが大切

効率と結果を急ぐため、電話口でセールストークをし話しを固める。会いに行く時にはクロージングという想定でした。

しかし考えてみれば、誰もが欲しがる物を商品としている訳でもなく、会ったことも無い相手から突然電話がかかってきて売り込みされ、「はい、分かりました。買いましょう。」なんて人はそうそういないでしょう。

結果はあくまでも相手が決めることであり、こちらでコントロールできるものではありません。どれほど買って欲しいと思っても、買うか、買わないかは相手が決めること。

だとすれば、クロージングにばかりフォーカスするのではなく、自分でコントロールできる部分、つまり、見込み客にどれだけ「会う」か、というところにフォーカスした方が得策と言えます。

会えば何らかの情報を得ることができます。たとえ目の前の方がすぐに顧客とならなくても、その方を起点に将来の見込み客をたぐり寄せることもでき、点と点とがどんどん繋がるんです。人脈ですね。

そのことを教えてくれたのが、「お客様に何を言われても切り返す魔法の営業トーク100」。この本を読んで、アポさえも取ることができない期間を短縮することがきました。

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