石膏ボードにテレビを掛けるときに役に立つアイテムと掛け方のポイント

テレビもブラウン管の時代から、プラズマだったり液晶テレビが主流となってきましたね。ずっと昔(30年程前)に観た映画ではテレビは壁に掛かっていました。

テレビが薄型になり壁に掛けることができるようになったのにも関わらず、実際にテレビを壁に掛けている人は少ないように思います。

理由は日本の住宅事情にあるのかな?

この記事は、強度の弱い石膏ボードにテレビ掛けて、壁ごとテレビが崩れ落ちてきたとならないように、安全に壁掛けテレビを実現する方法について書いています。

石膏ボードに壁掛けテレビ

私の周りにはマンションに住んでいる人が多いです。マンションだと壁に穴を開けるのに勇気いりますよね。

ましてや大抵の場合、テレビを掛けれそうな壁は石膏ボード。強度に不安があります。それでも壁にテレビを掛けたい場合、どうすればいいのか考えてみましょう。

 

最適視聴俯角(ふかく)

壁にテレビを掛ける前に、テレビ画面の中心から視線方向のなす角度、どの辺にテレビを掛けるかを調べる必要があります。

視点から0度から15度くらい見下げるくらいに設置すると良いようです。

 

32型テレビは新聞紙1枚と同等の大きさ

テレビのサイズが32型の場合、32型は新聞紙1枚を広げた大きさをほぼ同じ大きさなので新聞紙を壁に貼って、どの辺りに掛けるのかをイメージすることができます。

 

壁掛けテレビの金具

Amazonでテレビ壁掛け金具を購入することができます。

テレビメーカー、サイズ、テレビ型番などで、金具の候補を絞ることができます。気の利いた付属品として水平器も付いています。


テレビ金具で最も気になるのが、金具を壁に掛けることよりも、金具にテレビを掛けてからのテレビの固定についてです。

壁に取り付けた金具とテレビ背面との間に手を入れて固定するはずなので、その作業が容易にできるのかがポイントになります。

その点も左のリンク先に記載されていて安心です。

 

壁うらセンサー

Panasonic 壁うらセンサー EZ3802

石膏ボードはもろいです。

ただし石膏ボード2枚の壁の間には格子となる木材が入っているのでテレビ金具の固定ネジ(ボルト)をその木材に打ち込めば、テレビを安全に壁に掛けることができます。

では、壁の中の木材をどうやって見つけるのか?

調べてみると、針で場所を探す 「どこ太 L マグネット付」という商品、壁を叩いてみて音を判断するなど色々な情報がありました。

その中でコレだと思ったのが、Panasonic(パナソニック)壁うらセンサー EZ3802です。これは優れものです。

使い方は、壁にEZ3802を当てて(接触させて)、スライドさせていきます。

木材が見つかるとランプが赤点灯。点灯した場所に鉛筆などで印を付けます。

さらにスライドさせていくとランプが消灯しますので、その付近にも印を付けます。

最初の印と2回目に付けた印の中間が木材の真ん中であると、壁に穴を空けなくても分かるのです。

活線(壁内部に這わせてある電気配線など)警告ランプもあるので配線を傷つけたり感電防止にもなります。

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金属も探知

壁とテレビ裏の幅 約7cm

壁とテレビ裏の幅 約7cm

またさらに、金属も探知しますので、釘の上に固定ネジをねじ込むという不運に見舞われることもないと思うので、これはお勧めです。

マンションの石膏ボードの間仕切り壁の厚さ(幅)は約7cm。

ほぼ同等の長さの太い固定ネジがテレビ金具に同梱されているので、ガチガチにねじ込むことはできませんが、十分に安定感はあると思います。

テレビ裏と壁との間も約7cmの幅があります。

ピンコード等を後差しする時も比較的楽にできるはずです。テレビ画面の角度も±15度の可変式なので角度を変更すればさらにテレビ裏の配線も容易になります。

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