PLフィルターをレンズに付けると、そのとき感じた雰囲気も撮れる!

PLフィルターというものをご存知でしょうか? この写真は、PLフィルターをレンズに装着したものです。OLYMPUS OM-D E-M1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO + マルミ DHGサーキュラーP.L.D 62mm
レンズにサングラスを付けたように見えますね。

ここ最近、映像や撮影の勉強を始めまして、講師の方から技やアイテムを教わっている中で知ったものです。

とにかく色鮮やかな写真や動画が撮るなならPLと勧められました。

PLフィルターは、レンズ保護フィルター越しにも付けることができるので、脱着は簡単。

他のフィルターとは違って、レンズに装着する枠とPL効果を調整する操作枠の二重構造になっています。操作枠をクルクル回して偏光効果を調整します。

この動画では、夕陽のコントラスト、水面に映る木の枝などの写り込みを、PLフィルターで調整しています。

 

PLフィルターの効果

PLフィルター(偏光フィルター)を付けると、コントラストを高めたり、反射光を除去するので、ガラスの表面反射を抑えるといった効果があります。

具体的には上の動画のように、青い空や白い雲をより印象的に写すことができたり、写り込みを抑えることができるので、ショーウィンドウをより綺麗に撮ることもできます。

PLフィルターの効果は程よいレベルなので、あまり作り過ぎない自然な写真に仕上がります。

 

PLフィルターの作例

例えば、夏をイメージするような青い空、海をより青く表現することができたり、ショーウィンドウに映り込んだ周囲の景色を消すことができます。

PLフィルター無し OM-D E-M1 OLYMPUS M.12-40mm F2.8 ISO200 40mm 0EV f/5 1/1,250 マルミ DHG P.L.D 62mm装着時 OM-D E-M1 OLYMPUS M.12-40mm F2.8 ISO200 40mm 0EV f/5 1/800

右の写真がPLフィルターをレンズに付けて撮影したものです。左の写真に比べて雲がくっきりしているのと、空の色が鮮やかに写っています。

撮影場所や被写体から得られる雰囲気を、イメージに近い形で写真や動画に残したいのに何だか違う。あの時の空はもっと真っ青だった。紅葉はもっと赤く鮮やかだったのに…という場合にPLフィルターを試してみてください。

わたしはフィルターサイズが62mmのM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROにPLフィルターを装着したいので、マルミDHG サーキュラーP.L.D 62mmを購入しました。

MARUMI カメラ用 フィルター 62mm DHGサーキュラー P.L.D偏光フィルター 63104
PLフィルターを付けると暗くなるので、2段ほどシャッタースピードが遅くなります。その点は注意が必要ですが、昼間の屋外や明るい場所では、かなりいい仕事をしてくれるので、ぜひ試してみてください。

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